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転載機能が引き起こすトラブルがどんなものか、考察してみる。

手始めに思いつくのは、(1)著作権侵害にまつわるトラブルだ。実際にY!B内で頻発しているし、Y!Bの相当数のブロガーを巻き込んで議論が起きた。
しかしこれは問題の1パターンに過ぎない。記事が無限転載されることで、訴訟・損害賠償問題に発展しかねないケースは、他にもある。

私は、以下のような記事が無限転載されたときも、goo絵文字転載事件に匹敵する(もしくはそれ以上の)深刻な事態になると予測している。

【肖像権の侵害】
(2)一般人の写真を掲載した記事
(3)著名人/芸能人の写真等を掲載した記事
【プライバシーの侵害】
(4)個人の私生活を暴露した記事
【名誉毀損行為】
(5)事実を挙げ、特定の個人・企業・団体の名誉を傷つける内容の記事
【侮辱行為】
(6)事実を示さずに、特定の個人の人格を侮辱・蔑視する内容の記事
【風評被害】
(7)事実無根の噂(いわゆる流言・デマ)により、特定の企業・業界などの経済活動に深刻なダメージを与える記事

(1)~(6)については、刑事事件として不法行為として訴訟・損害賠償請求を起こされうる。(7)の行為を罰する法律はないが、ターゲットにされた企業・業界は甚大な経済的損失をこうむるわけで、震源地(最初の発信元)が特定されれば損害賠償を請求される可能性は高いだろう。

これらの記事は、転載されなくとも問題含みの記事だ。そういう意味で「転載以前の問題、書き手の資質の問題」と考えるかたもいらしゃるだろうが、私は意見を異にする。

確かに、記事そのものに問題はある。しかし、記事がたかが個人ブロガーの一過去ログにすぎない状況と、無限転載され広く流布され続ける状況とでは、侵害行為の範囲と深度がまったく違う。
加害者・被害者が1:1の関係ならば、被害者がまあまあと笑って見過ごすか、目くじら立てても「記事訂正&謝罪記事の掲載」を要求し事態の収拾をはかろうとするだろう。しかし無限転載となったらそれでは収まらない。
私が転載機能を徹底的に厭う理由は、そこだ。転載機能は、当事者同士で交渉し解決することができない回復不能の被害を撒き散らす。悪意の無いワンクリックが、甚大な被害を産む。だからだ。

(1)~(7)にあたる不適切な記事を撲滅しよう、こういう記事を初心者が書かないよう啓蒙しよう、そうすれば転載機能は温存できると主張するかたもいらっしゃるだろうが、私は意見を異にする。

適切な記事/不適切な記事を、どこで切り分けるのか。誰が判断するのか。見極めは困難だ。
著作権ひとつとっても、可とも不可ともつかないグレーゾーンが幅広くある。肖像権を気にしすぎれば家族旅行の写真ひとつ載せられない、となるし、プライバシーの侵害を危ぶめば子供の成長記録をログすることも不可、となる。名誉毀損問題にいたっては、さらに難しい。「○○のサービスはなってない、あんな会社はそのうちダメになる」と書いただけで、名誉毀損になる可能性があるのだ。記事の影響力しだいでは。

私が書いているこの記事も、Yahoo!の名誉を傷つける内容だ。「公益(公共の利益)のために」という目的性をもって、さらに記事の内容が真実であると証明できるから(具体的には、goo絵文字事件や転載機能の問題点を糾弾する多数のブロガーの記事の所在を掴んでいるから)書けるのであって、やみくもに「転載機能撤去!Yahooのアホー!」と叫んだらば、Yahoo!から訴えられるかもしれない。
さらにいえば、今現在 Y!Bで活動し「ユーザーとして我慢ならンのじゃ! 文句言わせろ! ガゥガゥ!」という子供じみた書き方だから、まだ愛嬌ですんでいるのであって、これ以上理詰めで書くとヤバイだろうと私は踏んでいる(内心はビクビクの綱渡りの心境です)。

ある記事がセーフか、アウトか、判断は非常に難しい。ある要件を満たせばOK、これが欠けたらNG、などと簡単に片付けられるものではない。なぜなら判断するのは「人」だから。記事の文言、記事が書かれた背景、書き手のキャラクター、なにより記事の影響力(=閲覧者数)で総合的に判断されるものだから。
記事が単体で読まれることはあっても、単体で断罪されるべきではないと、私は考えている。ブログ全体の構成・過去記事とのつながり・ブロガーの個性・ブログの知名度とあわせて判断されるべきだ。だからこそ、記事はブログという「場」の内に留まるべきだ。この点を忘れてはならないと思う。

転載機能とは、記事をブログという「場」から切り離し、誰も責任を負えない状態に置いて無限量産する機能だ。絶対に不要だ。私は何度でも、そう主張する。
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01/29|Y!B 転載機能コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
マイニング?
ご無沙汰してます。m(_ _)m
本業がめっちゃ忙しくって・・・・(滝汗)
Seesaaブログの更新もストップしたままです・・・(^^♪

> 記事が単体で読まれることはあっても、単体で断罪されるべきではないと、私は考えている。ブログ全体の構成・過去記事とのつながり・ブロガーの個性・ブログの知名度とあわせて判断されるべきだ。

ここに「激しく同意!」です。(^^♪
最近は、RSSリーダーの検索機能でひっかかったブログ単体記事を、さくっと読むことができますから・・・意外な誤解の攻撃をうけることもありますよね。
ほんでもって、思ったのが、昔テキストマイニング(要約)技術というのに関わったことがありました。その人が書いた大量の文章から、記事を要約するというのがキホンなのですが、これを生かして、ブログ全体をマイニングして、その人のブログ記事の傾向を自動的に判断して、良識のある人なのかどうなのかを判定する目安にできるかも・・・・なんていうことを思いつきました。有用かどうかは別問題。思いついただけです。(汗)
でわでわ。
From: Prowler7010 * 2006/01/31 05:59 * URL * [Edit] *  top↑
マイニングとは
いいアイデアですねぇ、いただき(笑)
私はまずブログの
・カテゴリー構成
・オーナープロフィール
・オーナーが用意した導入記事(カテゴリー名でそれっぽいものを探す)
を読んでからコメントするようにしていますが、それでも継続して記事を読んでいくと「誤解(もしくは誤読)していたなあ」と思うことがあります。
マイニングっておもしろそうですね。読者のためにというより、自分のために。意外な自分に気付いたりして。私ってこんなヤツだった?? みたいな^^;
From: わたりとり * 2006/01/31 18:35 * URL * [Edit] *  top↑
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