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昨年末からはてなブックマークを見るようになって、Y!Bの転載機能の特性がひとつわかった。
(誇り高きはてなユーザーから、「あほーな転載機能と比べて語るな、汚らわしい」と怒られそう)

ハイパーリンクで繋がっているインターネットは、情報を引いて(pull)取り出すシステムだ。
この「引く」という動作をするか、しないか。かなりの個人差があるだろう。そしてただのテキストリンクでは「引かない」人の方が圧倒的に多いだろう。それをどうやって「引かせる」か。

で、はてなブックマークというのは、情報にブックマークというメタ情報を付けさせ、さらにメタ情報の分析値(=ブックマーク合計数)を見せることで、情報を押し出す(push)サービスなのだな、と見た。
まあ、クチコミのシステムなわけですが。【情報に付随するメタ情報の多さ】をもって情報を押し出すという点がおもしろいな、と思う。リアルで喩えれば「あの株は買いだ、昨日の出来高が○○だったから」というカンジか。メタ情報の分析値が元情報の価値を押し上げる(一時的にだが)、というシステム。

で、転載機能だ。この機能、Y!Bは「良質な記事を推薦する」目的で使って欲しかったのではないか、と私は思っている。クチコミのシステムとして機能させたかったのではないか。
はてなブックマークと違い、転載機能は【情報そのものを目にする機会の多さ】をもって情報を押し出す。リアルで喩えれば「あの本は買いだ、あいつもこいつも買って読んでいるのを見たから」といったところか。

はてなブックマークのほうが洗練されていると考えるかたは多いだろう。転載によりコピー情報が溢れることに眉をひそめるかたも多いだろう。が、私は違う感想を持っている。ブックマークシステムと転載システムは、志向が違っているだけで、「ユーザーが価値があると判断した情報をpushするシステム」としては同列のものだ。
ただ、ブックマークシステムは【A:情報を収集する人(能動的な人)】志向、転載システムは【B:情報を待っている人(受動的な人)】志向だな、と感じる。そしておおかたの人は【B】志向だ、と私は考える。

ブログ界に浸っていると、ふっと、【A】でない人は世界から取り残されるんじゃないかと思うことがある。
が、現実は逆かもしれない。真に情報を掴んでいるのは【B】かもしれない。ネットに漬かり、鮮度抜群だが生き残るかどうかは定かでない情報の芽を追い続けることに時間を割く【A】より、選別され価値が確定した情報に効率よく目を通し残った時間を別のなにかに振り分けている【B】のほうが、世界を掴んでちゃんと歩いているのかもしれない。(かもしれない、ですよ)。
そうした【B】志向の人にとって、価値ある情報とは「メタ情報の合計値」ではなく、「今、目の前に掲示されているひとつひとつの情報」だ。そんな非効率的なとかweb0.0的なとかクサしても仕方がない、そうなんだからそうなんだ(力説)。

会社にLANを敷き、グループウェアを導入し、重要な情報を繰り返し回覧しても、見てない奴は見ていない。自ら情報を取りに行こうとしない。パソコンのモニタにメモを貼り付けると、やっと見てくれる。そういう人間がいる。注意すると「見るべき情報が多すぎて、見たんだけど覚えてない」などと開き直る。最もインパクトのある情報は「今、目の前にある情報」だという人間がいる。はい、私のことです

そういう人間でも、しだいに自分で検索すること、洗練されたサービスがあることを知る。そうしてゆっくり変化してゆけばいいと思う。
優れたメタ情報提供サービスがあることは素晴らしい。けれど、まだまだネット慣れしていない層を対象に、リアルに近い感覚をネット上に展開できないかと試みる、そうしたサービスがあることも、私は素晴らしいと思う。

転載機能は欠陥だらけなので撤去すべきだが、「野暮ったいシステムだから不要」とは私は思わない。
そういう野暮さも、必要ですよ。裾野を広げるためにはね。




※そうそう、おもしろいコメントをいただいた。
「スタッフブログでお手本を作ってお知らせを転載させればいいのに…なんて思いました」byらぶさん
これは本当にいい案だ。転載の利点を活かしきっている。
「お知らせ」をろくに読まないユーザーと、転載機能を重宝するユーザーって、おもいっきりカブりそうでしょ? だ・か・ら(笑)
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04/18|Y!B 転載機能コメント(6)トラックバック(0)TOP↑
今回は転載機能を、著作権ではなく、直リンクの点から考察。

Y!Bには(gooのような)絵文字・アイコン等をユーザーに提供するサービスが無い。そのわりに、アイコン・ライン画像・GIFアニメ等を常用しているブロガーが少なくない。

記事を華やかに見せたいという欲を、私は否定しない。
ていうか、Y!Bのあのショボすぎるテンプレでは、自前で装飾したくなるのが人情だと思う。「記事枠デカイ、背景真っ白、フォント小さい」三拍子揃っているので、相当の文字量を書けないとスカスカで、見た目の据わりがすごく悪い、あのテンプレは。

ということで、Y!Bでは素材絵を掲載した記事が爆発的に転載される。記事【Y!B天災機能(2)】で紹介したgoo絵文字事件のように、外部サービス・素材サイトの素材が再頒布されるという事件まで起きた。
Y!Bのなかには自前で素材を描き、記事に添付アップする形で公開してるユーザーがいる。このようなお手製素材も、転載機能を使って相当数広まっているようだ。

さて、ここで【直リンク問題】。
実は転載機能を使っても、添付ファイルは複製されない。記事中の画像指定URLも書き換わらない。画像は転載元記事への直リンク状態となって表示される(再転載された場合も同様)。
ひらたく言えば、「素材集の転載記事=直リンク集記事」ということだ。
この「直リンク集記事」から素材のURLを拾って作成された記事群は、素材が格納されているサーバーに集中負荷を掛けることになる。

素材がY!Bサーバー群(←あえて『群』と表記する)内にある場合は、記事作成者のデータが割り当てられているサーバーに集中的に負荷が掛かる。好ましい状態とは言えないだろう。まあ、話がY!B内に留まっている間は、私はどっちでもいいです。あまりに重くなるなら外に出るし。

問題は、記事作成者が外部サーバーに直リンクしていた場合だ。
Y!BとY!Bユーザーがぐるになって悪質な嫌がらせをしている、としか見えない事態になる。
直リンク素材を載せたY!Bブロガーの記事が開くたび、どこかの外部サーバーに負荷がかかる。
(1)どこかの素材サイトか
(2)良心的に素材をアップロードし使用している誰かのホームページか
(3)記事作成者が「レンタルサーバー」「プロバイダ契約時に付いてきたの無料HP開設スペース」等に素材をアップロードしてリンクした場合は、契約先のサーバーか
いずれにしろ、記事作成者ではない【第三者】にシャレにならん迷惑がかかる。

月々数百円で借りられる一般的なレンタルサーバーと、Y!Bサーバー群とでは、さばけるトラフィック量の桁が違う。回線の充実度も全く異なるはずだ。Y!Bから外に輸出されたトラフィックは、Y!Bユーザーの想像以上に迷惑がられるに違いない。「鼻つまみ者」ってこういうことを言うのかもなぁ。

転載機能は素材ファイル再頒布(著作権侵害行為)の温床となっている。と同時に、膨大なトラフィックをY!Bの外へ慢性的に輸出する懸け橋にもなり得る、ということだ。

Y!Bの元締めYahoo!は御自身を「インターネット業界のキープレイヤー」と自認している。が、Y!Bが転載機能を放置している間は、私には「インターネット業界のジャイアン」にしか見えません。

あっ、これって ジャイアン@ドラえもん に失礼でしょうか?
04/18|Y!B 転載機能コメント(25)トラックバック(1)TOP↑
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